内視鏡検査のご案内(内視鏡他各種検診等について)examine
当院では、次のような検査や検診を平日及び土曜日（午前中）に毎日行っています。
○胃カメラ ○大腸カメラ ○腹部エコー ○各種健康診断 ○特定検診
○福岡市民が対象のがん検診（胃がん健診・大腸がん健診・前立腺がん検診）等
いずれも、予約の方を優先させていただいております。院内での待ち時間短縮の為にも出来るだけ事前予約をお勧めいたします。ただし、急な症状でお困りの際は、遠慮なく、お問合せください。
各検査の内容や料金について
料金については、各検査のみの目安を表示しています。
初診料や再診の診療に必要な費用や薬の処方にかかる費用はふくみません。
更に、保険点数の見直しの際は、料金の変動がありますので、ご了承ください。
胃カメラ（上部消化管内視鏡検査）
胃痛・胃もたれ・胸やけ・食欲不振・体重の減少等、気になることは何でもご相談ください。
カメラで食堂や胃・十二指腸を調べます。直接観察することで、疾病の有無が速やかに診断でき、必要に応じて生検（病変部分の組織を一部取ること。→無痛）をおこないます。生検の結果は、約一週間後の説明となります。
ピロリ菌の検査も同時に行うことが出来ます（無痛）。近年、胃潰瘍の原因になったり、胃がんのリスク要因のひとつとして、ピロリ菌感染の有無が注目されています。充分にご説明した上でご希望があれば、検査をします。ピロリ菌の感染が判明した場合は、除菌薬を飲んで頂き、一定の期間をおいて、「呼気テスト」（検査用の袋に息を吹き込んでいただく検査です）を受けていただき、後日の結果で除菌の成功か否かが判明します。
※一次除菌率は、９０％以上、二次除菌率も同様です。尚、除菌が成功した場合も、癌のリスクは、残念ながら０％にはなりませんので、出来れば１〜２年に１回は、胃の検診が必要です。
●胃カメラ検査の流れ
１）血圧測定を行い、体調を確認します。
２）食事をしていないこと、薬を飲んでいないこと、アレルギーの有無や疾病について、確認します。
３）すべての確認が終わったら、検査の承諾書にサインをいただきます。不安なことは、何でも聞いてください。
４）検査に必要な水薬（８０CC)を飲んでいただきます。
５）検査室に移動します。
６）のどに、麻酔成分の入った、スプレーをふきかけます。そのあと胃の活動を抑える為の注射をします。次に体の緊張を取り、リラックス効果のある注射をします。この注射は、安全に配慮しており、効果には、個人差があります。中には、効きづらい方もいらっしゃいますが、麻酔のスプレーとカメラに塗るゼリーで喉の違和感は、かなり軽くなります。もちろん呼吸は、普通に出来ますし大体１０分〜１５分程度で終わります。
７）終了後は、３０分程度、お休みいただいて、眠気やふらつきがなくなったら診察室で画像を見ながら結果を説明します。
３割負担の方の目安です。
| 胃カメラのみ | 約3,500円 |
| 胃カメラと生検 | 約7,500円（生検の個数によって加算があります） |
| 胃カメラとピロリ菌検査 | 約7,500円 |
| ４０歳以上 | 1,800円（減免制度もあります） |
| ７０歳以上 | 無料 |
※H３０年７月から対象年令等がかわります。
大腸カメラ（大腸内視鏡検査）
腹痛・下痢・便秘・食欲不振・体重の減少等・出血等、気になることは何でもご相談ください。
カメラを肛門から挿入し、大腸全体を調べます。検査をすることで大腸内粘膜の炎症や潰瘍、ポリープやがん・憩室等が判ります。必要に応じて生検（病変部分の組織を一部取ること。→無痛）も行います。生検の結果は、約一週間後の説明となります。
●大腸カメラ検査の流れ
１）事前予約が必要です。検査は、午前中の診察終了後（12：00頃）の開始となります。大腸をきれいにするため、スケジュールを組ませて頂き、詳しく説明します。
２）当日は、排便の回数や薬の効果をお聞きして、血圧測定をして、検査室へご案内します。
３）検査は、横になり、麻酔成分の入ったゼリー肛門とカメラに塗って挿入します。途中で体位を変えながら、大腸の最後の部分まで挿入します。その後戻りながら、詳しく観察をして、写真撮影をします。患者さんも一緒に画像を見ることができます。ポリープ等があれば、その都度説明します。必要に応じて、生検を行います。大体、１５分前後で終了します。
３割負担の方の目安です。
| 大腸カメラのみ | 約5,000円 |
| 大腸カメラと生検 | 約9,000円〜15,000円 ※生検の場所と個数によって変わります） |
これは、専用の容器に２日間、便を少量とり、血液の反応を調べるものです。特に症状がなくても、目に見えない出血が見つかることもあります。この検査で陽性にとなれば、大腸カメラを受けて病変の有無を調べることで、早期発見につなげることができます。胃・大腸とも早期に発見できれば、９０％以上の５年生存が可能です。
| ４０歳以上 | 500円（減免制度もあります） |
| ７０歳以上 | 無料 |
腹部超音波検査（腹部エコー）
肝炎ウイルスによる、慢性肝炎といわれたことのある方は、定期的なエコー検査をおすすめします。
エコーは、放射線被曝の心配がない、安全で苦痛のない検査です。肝臓・胆のう・すい臓・腎臓等の病気の発見に有用な検査です。
脂肪肝も慢性化することがあります、定期的な検査をおすすめします。
腹部に専用のゼリーをぬり、検査をします。
検査は、１０分〜１５分程度です。すぐに、結果の説明を聞くことができます。
３割負担の方の目安です。
| 腹部エコー | 約1,600円 |
福岡市肝炎ウイルス検査について
| 料 金 | 無料 |
| 検査方法 | 採血 |
| 結 果 | 約３日 直接来院頂き、結果表をお渡しします。 |
この検査は、年度ごとに取り組んでいるものです。検査ご希望の際は、事前のお問合せを、お願いします。
その他
各種健康診断・特定健診・前立腺がん検診等も行っております。
それぞれ、料金や対象年齢、取り組みの時期等、詳しく説明致しますので、お気軽にお問合せください。
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